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組立講座 ゴルフクラブ・メイキング入門講座 Part 03

31、全体をしっかり混ぜ合わせる

2液性の接着剤は2液を混合させた反応で硬化する。混ざっていない部分があると硬化しないので、全体をよく混ぜ合わせること。ただし、あまり長時間混ぜていると硬化が始まる。そのあたりは経験で覚える。

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32、ホーゼル内部に接着剤を入れる

余分な接着剤は外に出てくるので、多めにホーゼル内に入れて、内側前面に接着剤を塗る。たっぷり入れる感じ。真鍮棒を入れる場合、先に接着すると、抜くときヘッドに残らない。

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33、シャフトにも接着剤を塗る

シャフト側にも接着剤を塗る。もちろん、ソケット下の接着部分のみ。こちらも全面に塗る。真鍮棒などがあるときは皿部分などの穴や隙間はふさがない。空気が抜けなくなる。

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34、ガラスビーズを付ける

シャフトとホーゼルの隙間を埋めるガラスビーズ。接着剤を入れるのだから隙間は必要だが、広いと接着力が落ちる。ガラスビーズの量はほんの少しが理想。

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35、正確にシャフトをヘッドに差し込む

接着剤を塗ったシャフトをヘッドに差し込む。真っ直ぐ差し込まないとヘッドの角度が変わってしまう。慎重に、真っ直ぐ差し込むこと。

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36 、はみ出た接着剤を取り除く

接着できても安心せず、乾く前にはみ出た接着剤を除去。溶剤を染ませたティッシュで取り去り、綺麗に拭き取る。手早く。ただしシャフトとヘッドの角度が変わらないように。

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37、硬化するまで安置する

乾く前に動かすと角度やフェース向きが変わる。シャフトの向き(マークの位置)などを確かめ、「よし!」となったらテープなどで固定し、ヘッドを下に向けて安置する。

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38、グリップ取り付けの準備

接着剤が完全に硬化したら、グリップ取り付けの準備。万力や、せめてクランプなどクラブを固定できる器具を使う方が作業が確実になる。

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39、両面テープをカット

グリップ用の両面テープをカット。グリップ分の長さを目安にカットするとちょうど良い長さになる。

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40、バット側を数ミリ余して接着

カットしたテープはバット側(太い端)に数㎜はみ出させて接着。出た部分はフタとして使う。シワにならないように丁寧にシャフトに接着させてから、上の紙を取り去る。

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41、テープとグリップの長さを確認

取り付けたときにグリップの先が若干テープの先になるかチェック。ちょっと余っていた方がグリップ交換の時などグリップを剥がしやすくなる。

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42、グリップ本体の長さも確認

何本もグリップがある場合はいいが、少なければ差し込む前に長さを確認。差し込んだときに長さが違うのは、ゴムの伸び縮みで太さも変わっていることが多い。

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43、グリップ内部に溶剤を入れる

グリップ内部、両面テープともに溶剤で湿らす。滑りを良くしてグリップを差し込む。グリップエンドの穴をふさいで溶剤を入れる。初心者は乾きが遅めのシンナーで練習。

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44、両面テープも湿らす

スプレー式の溶剤なら両面テープも濡らせる。プロが使うベンジン、ホワイトガソリンなどは乾きが早いので注意。途中で止まると1本無駄にすることになる。

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45、グリップ内部の溶剤も使う

グリップ内の溶剤で内側全面を濡らしたら、溶剤をテープにかける。下に深い皿などを置けば垂れた溶剤を再利用できる。

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46、グリップ取り付け

グリップは最初に差し込む工程が大事。下の縁にグリップの口を引っ掛け、ゴムを伸ばしつつシャフトを差し込む。数cm入れられれば、後は比較的スムーズだ。

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47、最後まで差し込む

引っ張ったり伸ばさないように、全体を押し込んで最後までグリップを差し込む。最後はグリップエンドを押して、きちんと止まるまで差し込むのが重要。

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Part 04へ続く

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